土地売却のための基礎知識

土地の売却は物件と違った難しさがあり、売るための考え方・知識が必要となります。特に田舎の土地は普通のやり方では現状では売りにくいものです。ここでは土地売却の注意点や基礎知識について、岡山市・倉敷市で不動産売却・買取を手がけるアーバンソリューションが解説していきます。

土地の売却を進める前の準備として、「境界線」を明確にしておきましょう。登記時期が古い土地では、境界線が現況と大きく異なることが珍しくありません。隣接地との境界線が曖昧・不明確になっているまま進めてしまうとトラブルに発展する可能性が非常に高く、売却は難しくなります。登記時期の古い土地を売却する場合は必ず境界線を明確にしましょう。

法務局にて公図を取り寄せて現況と公図を照らし合わせた上で確認を行い、「境界確定測量」などを土地家屋調査士に依頼します。すべて整ったら、隣接する土地の持ち主様に現場で立ち会ってもらい、境界の確定と書面に署名捺印をしてもらいます。

当社では提携している測量設計会社がございますので、ワンストップで対応可能です。ぜひアーバンソリューションまでご相談ください。

相続された土地の売却では「相続登記」して名義を現在の所有者＝売主様に変更する必要がございます。というのも、不動産は所有者自身でなければ売却することができないからです。もちろん、相続後にすぐご売却する場合にも名義変更が必要となります。

また、登録された住所と現住所が違う場合にも住所変更登記が必要となりますので事前にご確認ください。

当社ではこのようなわかりにくい相続手続きについて、丁寧にわかりやすくアドバイスさせていただいております。税理士・司法書士など相続の専門家と連携してご提案することができますので、お気軽にご相談ください。

建物つきの土地はやや特殊で、さまざまなケースが想定されます。

たとえば築20年以上の古家である場合は「土地（現況古家あり）」として売り出すことで、契約不適合責任が免責される可能性があります。

購入希望者様が住宅ローンでの購入をご希望されている場合、古家付きの土地であれば古家が住宅扱いとなるためローンが適用されます。もちろん土地だけではローンが適用されませんので、売り出し方によっては「土地（現況古家あり）」はアピールポイントになる可能性があるでしょう。

新築を予定されている場合、古家の取り壊し費用は買主様負担となりますが、価格交渉時に解体費用分の値引きを提案される可能性が高くなります。事前に解体費用の相場を調査しておいて、値引き予想を立てた上で販売価格を設定しておくと利益を出しやすくなります。

地域によっては建物つきの土地は買い手が見つかりにくい場合もございます。どうしても時間がかかってしまう場合は、ランニングコストとなる固定資産税を抑えるために「小規模住宅用地」の特例を活用してみましょう。この特例が適用されれば固定資産税が6分の1になるため、売却が長期化した場合も無駄なランニングコストを抑えることができます。ちなにみ、更地にしてしまうと適用されませんので、ご注意ください。

当社ではこのような建物つきの土地売却においてさまざまなケースに対応可能です。お客様とじっくりお話させていただいた上で、利益が出やすいご提案・アドバイスをさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

長年未管理状態だった土地は草木が生い茂り、場合によってはゴミの不法投棄により見た目が悪くなっている可能性が高いものです。もしそのような最悪な状態の土地を購入希望者様が目にしたら、とても購入したいとは思わないものでしょう。もし購入するとしても、清掃や整地にかかる費用分を値引きするよう売主様に交渉してくることは間違いありません。

なるべくスムーズかつなるべく高く売却するためにも、売却予定の土地は定期的なお手入れや管理をしていきましょう。当社では売れやすくするためのお手入れポイントや管理のコツなどを丁寧にアドバイスさせていただいております。

近年、災害対策への意識が高まっていることから、ハザードマップの確認が常識となっています。土地を売却するにあたって、購入希望者様の不安をなるべく取り除くためにも、事前に地質・土壌調査などを行っていきましょう。

実際には以下のような調査をしていくことになります。

これらの調査を行った上で問題なしとなれば、予定していた販売価格に上乗せできる可能性がございますし、購入者様への安全アピールを行うことができます。逆に事前調査をしなかった場合、売却後に問題が発覚すれば損害賠償請求される恐れがあります。

不動産会社には戸建ての売却が得意、投資物件の売買に強い、マンション運営がメインなどのようにそれぞれ個性があります。お客様が土地売却をご希望であれば、「土地売却に自信があり、地元にパイプのある不動産会社」をおすすめします。

これまでご説明させていただいたように、土地の売却は簡単なようでいて実は難しい部分がたくさんあります。なるべく高く売却するためには、多くの経験や実績がなければいけません。また、地域情報の収集能力や高い実績がなければスムーズに販売活動も進めることができないでしょう。

アーバンソリューションは岡山市に密着した地元不動産会社として、土地の売却・買取に自信を持っています。住宅メーカーの営業マン向けに土地の知識や役立つ情報を伝える勉強会を定期的に行っているため、住宅メーカーや建築会社と深いつながりがあります。地域情報の収集力、積み重ねてきた経験・実績と信頼により、当社は土地を売却するのにとてもよい環境を整えてきました。

土地の売却をご検討の方はぜひ当社までお気軽にご相談ください。

無料査定依頼・お問い合わせ

田舎の土地は需要が少なく、購入希望者様がなかなか見つからなかったり、希望の価格で売れなかったりなど、地主様にとって厳しい状況が続きやすいものです。

「なかなか売れずに困っている」そのような場合は「土地を活用する」という方向にシフトしてみるのも方法の一つです。

田舎の土地は売れにくいものかもしれませんが、田舎という環境そのものは近年注目度が高まっています。実際に地主様の中には、広々としたシェアハウスや老人ホームの建設・運営といった形で土地活用をし、利益をあげている方もたくさんいらっしゃいます。使っていない土地＝売却しよう、とばかり考えてしまいがちですが、「田舎だけの強み」を活かした活用方法はたくさんあるものです。

当社では土地の売却についての相談はもちろんのこと、並行して土地活用についてのご相談も承っております。経験と実績豊富な当社だからこそできる、お客様のご要望にあったご提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

【対策・活用したい】相続税対策・土地活用

市街化調整区域に指定されている土地は開発行為（建築行為）について知事または市区町村長の許可を得なければいけません。そのため、売却するのが困難になり売れ残りやすいケースが少なくありません。

アーバンソリューションはこれまでに調整区域にて戸建住宅用地の販売経験がございます。当社と提携する測量設計会社や税理士・専門家との連携が可能でございますので土地売却やそれに関わる可能性のある許認可まで、ワンストップで一貫対応ができます。もちろんワンストップですので、スピーディーであることはもちろん、お手続きにかかる費用もお安くすることができます。

市街化調整区域に指定されている土地の売却についてお困りでしたら、調整区域等の許認可関係の相談が可能な当社までお気軽にお問い合わせください。

• 仲介売却
• 買取
• 空き家売却
• 不動産相続
• 相続税対策・土地活用
• 不用品回収・解体